日柱60タイプ・五行は水
癸巳(みずのとみ)の性格
マルチーズ
飼い主ひとりだけを愛し、残りの世界には怒っています。
紺色のリボンが目印です。
梅雨が明けた朝、窓の外の道が白く乾いていきます。癸巳は、雨の癸と巳の火が、ひとつの日柱にそろっている人です。細やかに気がまわるのに、表情は明るく、きちんとした印象を持たれやすいです。人前では落ち着いて見えても、家ではその日の段取りを何度も頭の中で確かめていることも多いです。
毎日の段取りが、心を支える
巳の中心にある丙は、癸から見て正財です。正財は、まじめにコツコツ積み上げる力と、暮らしを整えたい気持ちの星です。十二運の胎は、母のおなかで命がまだ形になりかけている段階をいいます。これから育つ途中の、やわらかい状態です。そのため癸巳は、新しいことへの関心が強く、気分が季節のように移ろいやすいです。一方で、目に見える手順や数字があると、その移ろいが静まっていきます。段取りが決まっていると心が落ち着いてくるのは、このためです。
朝
ひとりの時間は、予定にきちんと組み込むと落ち着きます。朝は同じ順番で身支度をととのえ、夜は日記を書いたり、家計の数字を見直したりします。週末の予定表を紙に書いておくと、月曜の朝が少し軽くなるという人も多いようです。決まった手順どおりに一日が進むと、それだけで気持ちがほどけていきます。ただ、順番が一つ崩れると、なぜか一日じゅうそわそわしてしまうことがあります。午後二時になると、窓辺の犬が郵便受けの音を待ちはじめます。
その言い方が伝わっていますか?
家族には、約束や時間を守ってほしい気持ちが先に出やすく、言葉がきつく聞こえることがあります。心配していただけなのに、後になって言い方を悔やむこともあります。言いたいことを一度紙に書き出してから話すと、言葉の角が取れやすくなります。郵便屋さんの自転車が門の前で止まると、犬は玄関の段に立って小さくほえ、名前を呼ばれると一度だけ黙ります。配達が終わり、自転車の音が遠ざかるまで、犬は門の方をにらんだまま、しっぽだけをゆっくり振っています。
日干「癸」とマルチーズ
癸は雨や露です。繊細で直感が鋭い反面、気持ちが曇りやすいところがあります。
飼い主のことしか見ていません。静かに気持ちを読み取り、勘がいいです。そのぶん繊細です。
マルチーズのくせ
- 小さなことで機嫌をそこね、すぐにすねます。
- 飼い主がほかの犬をなでると、やきもちで震えます。
- 飼い主が出かける支度を始めると、靴の上に寝そべります。
- 知らない人が近づくと、小さな体でせいいっぱい強そうにほえます。
- 好きなもの
- 飼い主のひざ、雨の日の布団の中、飼い主が帰ってくる音
- 苦手なもの
- 飼い主以外の全部。涙やけをふかれること。
- よくある場面
- 玄関で、出かける飼い主をにらんで動きません。帰ってくると3秒だけすねて、すぐしっぽを振ります。