日柱60タイプ・五行は金
庚子(かのえね)の性格
アラスカン・マラミュート
力はそり十台分、考えごとはおやつ一個分。
銀色の首輪が目印です。
真冬の河原には、水に洗われた岩が並んでいます。角が取れないまま、冷たい流れに磨かれずにいる岩です。庚子は、そんな鉄のように硬い日柱です。天干の庚は磨かれていない金属で、地支の子は冬の水です。力と決断は早いのに、言いたいことを柔らかく包むのは苦手な柱です。
「空の色が違う」と言った子
小さいころから、思ったことをそのまま口にしやすい子どもです。友だちの絵を見て、よくできているけれど空の色が合っていないと言ってしまう。悪気はなく、ただ見えたものを言葉にしないと気が済まないのです。大人には生意気に聞こえることもありましたが、同じ教室の子どもたちからは、本当のことを言ってくれる子として頼られる場面もありました。
鉄が水を生むと、何が起きるか
日柱の庚は金、地支の子は冬の水です。金は水を生む関係なので、庚から見て子は自分の力を外へ出す先になります。子の中心にある癸は、庚と陰陽が異なるため、通変では傷官にあたります。傷官は、中身が外へ流れていく星と考えると分かりやすいです。感性が鋭く、言葉や形にしないと落ち着かない表現の力を持ちます。十二運は死です。字面は強い言葉ですが、勢いが収まって静かに内側へ向かう段階を指します。じっと考えこむ深さも、ここから生まれます。
誤解が解けるまでの時間
周りから誤解されやすいのは、きつく聞こえる一言です。庚子の指摘は中身が正しいことが多いのに、飾りがないので、相手は突き放されたように感じやすいです。本人は直してほしくて言ったのに、褒めてもらえなかったと受け取られることもあります。一方で、この人は嘘をつかないと分かってくると、信頼が厚くなります。誤解が解けるまでには時間がかかりやすいのが、この柱の特徴です。
林の奥へ消えた一匹
アラスカン・マラミュートは、そりを引いて一直線に進んできた犬種です。この子は公園の林に入ったとき、遠くの水鳥のにおいに気づきました。呼ばれても止まらず、リードが抜けそうなほど引っぱって、林の奥へ消えていきました。探しに入ると、ぬかるんだ道の先で、胸を張って座り込んでいました。空に向かって「うう」と声を上げ、その声を頼りに家族が近づくと、ようやく立ち上がりました。園の出口からは、だいぶ離れた場所でした。
休日は予定を一つだけ
庚子の休日は、一人で黙々と何かを仕上げる時間に向いています。散らかった作業台を一つずつ直していくと、気持ちが落ち着きます。ただ、予定を詰めすぎると、頼まれてもいない直しまで始めて疲れやすくなります。休日の終わりに誰かと話す時間を一つだけ入れておくと、言葉の角が少し丸くなることがあります。伝える前に、相手の良い点を一つ先に言ってみてください。
日干「庚」とアラスカン・マラミュート
庚は磨かれていない鉄や岩です。強くて決断が早い反面、荒削りで融通がききません。
力が強くて持久力があります。単純でまっすぐ進みます。計算せず、正面からぶつかります。
アラスカン・マラミュートのくせ
- 言われたことは分からないのに、食べ物はすぐに見つけます。
- 叱られると「うう」と声を出して、納得がいかないと言い返します。
- 力の加減ができず、散歩では連れている側が引っ張られます。
- 自分の大きさを知らないので、狭いすき間に挟まっています。
- 好きなもの
- そり引き、雪の上で転がること、おやつ、穴掘り
- 苦手なもの
- 「待て」。暑さ。
- よくある場面
- ソファと壁の間に挟まって、「うう」と助けを呼んでいます。